今回は私が昨年末から1月初旬まで働いたラズベリーファームをご紹介します!
昨年末にかけて記事にしていた「いざ!Caboolture!シリーズ」があまりにも中途半端になってしまったため、
ここでまとめて記載していきたいと思います。
こちらのファームはCabooltureで一番大きいラズベリーファームらしく、
他にも時期によってストロベリーやブルーベリーなどの仕事もあるそうです。
結構人気があり、ウェイティングしている人も結構いたみたいです。
今回私はCabooltureのバッパーの紹介ですぐにここのファームで働くことができました。
おそらくバッパーの人は優先的にここで働くことができるようです。
バッパーはこんなとこ。※詳しくはこちらを参照←クリック
ピッキングをするにあたってベルトの準備が必要になります。
ベルトを腰に巻いてラズベリーを入れるジャクを引っ掛けます。
こんな感じ↓↓↓
左から1st、2nd、ラビッシュと3つに分けてラズベリーを収穫していきます。
仕分けの判断はちょっとめんどくさいですが、
1stは正規価格で買ってもいいと思えるパーフェクトなラズベリー
2ndはちょっと値下げしてくれるなら買ってもいいかなと思えるラズベリー
ラビッシュは「こんなん食えるか!」というようなラズベリー
ってな感じで仕分けしていけばいいと思います。(ボスがそんなこと言っていたので)
あとラズベリーの茎や葉にはトゲがあるのでアームカバーがした方が良いです!
そして手袋はゴム手がいいですね。
コールスに2種類のゴム手袋が売っていました。
普通のゴム手袋(100組$8)
セラミック製のゴム手袋(50組$8)
私のおすすめは値は張りますが、セラミック製のゴム手袋ですね。
少しすべり感があるものの、普通のゴム手袋よりスムーズにラズベリーを採ることができます。
まあこれは好みの問題ですね。
さてラズベリーファームの方ですがこんな所です。
こういったブロックが何か所もあり1日かけて全部まわっていきます。
ビニールハウスの中で作業をするので、
お昼になるとサウナ状態になるので水は多めに用意しておきましょう!
ラズベリーピッキング自体は超ラクなんですが、この蒸し風呂状態の環境の中でのピッキングは
かなりきついです。
ちなみに私は、働いた期間で6キロ痩せました。(笑)
給料の方は歩合制で1st,2ndは1kg$4.5でラビッシュは1kg$3.5になります。
んがしかし!それは最初の週だけで、
2週目からは1st,2ndは1kg$4.0ラビッシュは1kg$3.0になってしまいました。
おそらくハイシーズンになった為、単価が下げられたのだと思います。
今回私は普通より少し早いピッキングレベルで1日$100程度稼ぐことができました。
時間給に換算すると大したことないですが、学生身分の私にとってはけっこうありがたかったです。
ただ途中、持病の痔が悪化して悶絶しながらピッキングをしたり、
休んだりしたのでもう$200ぐらいは稼げたかなと思いたいところです。
「3人寄れば、痔主が1人」という言葉があるので、みなさん痔には気を付けましょう!
どうでもいいですが、痔は英語で「Hemorrhoids」(ヘモロイズ)と言います。
勉強になりましたね!(笑)
もし痔になってもスーパーにちゃんと薬があるので安心してください。
話はだいぶ逸れてしまいましたが、ここのファームはいくつか欠点があります。
1.1日の自分の収穫量が分からない。
ジャグにこれぐらラズベリーを入れたら(1200mlのライン)
自分のナンバーが書かれたタグを入れ、
トラックに持って行きます。
計量はその場で行われず、まとめてシェッドの方で行われます。
こういうのあんまり好きじゃないんですよね。
疑いたくはないですけど、自分の採った量が分からないというのはちょっと不安です。
噂では2ジャグで1kgちょっとらしいです。
ちなみにタグの方なんですが
1stには1枚、2ndには2枚、ラビッシュには1枚と葉っぱを1枚入れます。
大体なんですけど60以上タグを使うと$100は超えるんじゃないかと思います。
自分の収穫量が分かるのはペイスリップを受け取った時になります。
2.とにかく労働時間が長い!
ほんとに長いです!
早朝から夕方まで10〜14時間働きます。(休憩は2~3回)
時間給で考えるとしたら、もう$2~300上乗せしてほしいです!
私が辞めた後なんですが、いくつかのグループがボイコットを決め込んだらしいです。(笑)
まあ2つほど欠点を述べましたが、ちょっとした耳より情報があります。
1.$1000ピッカーが存在する。
一緒に働いていたコリアンの話によると、トップピッカーで$1000は稼いでいるみたいです。
他にもパッキングの方が稼げるとか・・・。
実際私より早い人は何人か見かけました。
ファームに必ず1人か2人いると言われる鬼のように速い、”鬼ピッカー”。
私は朝1時間、昼30分、夕方15分だけ一時的に鬼ピッカーにはなれますが、その他の時間は死んでます。
しかし彼らは常時、光の如くピッキングをして稼いでゆくのです。
まあこれが歩合制ファームジョブの現実なんですよね。
とどのつまりは”できる人が稼ぐ”ということなのです。
”自分は頑張った”でも稼げない。不平不満ばかり仲間内でペチャクッて、さらに稼げない。
そしてどんどん不平不満が溜まっていく。
こういう負のスパイラルに陥らないように気を付けましょう!
2.シーズンは一年中
ラズベリーは一年中採れるみたいです。
ただ収穫量の浮き沈みはあるので、
タイミングさせ良ければ稼ぐチャンスはあるかも・・・といったところです。
ちなみに私は最初から最後までハイシーズン真っ盛りだったので運が良かったです。
痔にさえならなければ・・・・。
ってなことで今回長々とラズベリーファームをご紹介していきました。
私自身、1年ぶりのファームジョブだったんですが、やっぱファームっていいね!
こちらの情報についてもっと知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
また、あくまで当時のデータなので給与形態が変化している可能性がありますので、
ここで働く際は自己責任でお願い致します。
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